今回は、子どもたちが始める室内スポーツのメリットについてお話しします。室内スポーツは、天候に左右されずに楽しむことができるため、年間を通じて継続しやすいという利点があります。それぞれの室内スポーツがもたらす具体的なメリットを紹介します。
こちらにもスポーツに対しての僕自身の経験や考え方について紹介していきたいと思います。
1.バスケットボール
効果: バスケットボールは外でやるスポーツの中で紹介しましたが、室内でもできるスポーツです。全身の筋力と持久力の向上に非常に効果的です。素早い動きやジャンプ、シュートなど多様な運動が含まれるため、俊敏性や反射神経の向上にも寄与します。また、チームスポーツとしての協力やコミュニケーション能力の向上、戦術的思考の養成にもつながります。
室内でも外でも同じだと思いますが、周りの人を見ながら前後左右に動いて正確なシュートをすることは瞬時の判断力と正確性も鍛えられると思いました。
具体的なメリット:
- 全身の筋力と持久力の向上
- 俊敏性と反射神経の向上
- チームワークとコミュニケーション能力の向上
2.バレーボール
効果: バレーボールは、腕や肩の筋力強化に特に効果があります。サーブやスパイク、レシーブなどの動作が上半身の筋力を鍛えるのに役立ち、スパイクなどで飛んでくるボールに対して素早く反応する反射能力や前後左右に素早く動く瞬発力なども鍛えられます。また、バレーボールもチームスポーツであるため、協力やコミュニケーション能力の向上、相手や味方の動きを見て考える戦術的思考の養成にもつながります。
ボールを落とさないで相手のコートに返すだけでも難しいですが、レシーブからのトスとアタックの動きはさらに高度な連携が必要なのでチームプレーを理解するのにいい経験になると思います。
具体的なメリット:
- 腕や肩の筋力強化
- 協力とコミュニケーション能力の向上
- 戦術的思考の養成
3.卓球
効果: 卓球は、反射神経や手眼協調(ハンドアイコーディネーション)の向上に非常に効果的です。高速で動くボールを追いかけることで、集中力や瞬発力も養われます。テニスと動きが似ていると思われるかもしれませんがコンパクトな動きが求められ、その中からスマッシュのような動きの切り替える能力も要求されます。個人スポーツとして、自分自身の技術向上に集中することができ、試合を通じて戦略的思考も鍛えられます。
他のスポーツに比べて動きが小さくてあまり運動にならないかと思うかもしれませんが、レベルが高くなるとプレー中は気が緩める時も無く、瞬発力や反射神経が鍛えられる激しいスポーツだと思います。初めのうちは返すだけでも難しいのでゆっくりとして動きが多くて運動量の少ないイメージがあるかもしれません。
具体的なメリット:
- 反射神経と手眼協調の向上
- 集中力と瞬発力の養成
- 戦略的思考の向上
3.体操
効果: 体操は、全身の柔軟性と筋力をバランス良く鍛えることができます。バランス感覚やコーディネーション(協調運動能力)も向上し、鉄棒や吊り輪・床体操などの種目ごとに求められる筋力や能力も変わってきますので、身体の使い方を総合的に学ぶことができます。また、演技を通じて自信や集中力も養われます。
僕自身は体操の経験は無いですが、今の仕事でマット運動を教えていることが多いです。出来る技は前転や後転とかで側転もキレイに出来ないくらいですが、練習している子どもたちは側転の他にも難しい技も上達出来ているので子どもの時に初めて見ると上手くのも早いと思っています。
具体的なメリット:
- 全身の柔軟性と筋力の向上
- バランス感覚とコーディネーションの向上
- 自信と集中力の養成
4.ダンス
効果: ダンスは、リズム感や柔軟性を養うのに最適です。音楽に合わせて体を動かすことで、全身の筋力と心肺機能を鍛えることができて、見本を見ながら練習する場合など同じ動きが出来ているのか自分を見直すきっかけや、体を思うように動かす練習にもなります。また、ダンスは自己表現の手段でもあり、創造力や自信を育むことができます。人数は1人から大人数で始めることもできて、グループでのダンスでは、協力やチームワークも重要になります。
ダンスも体操と同様に子どもの時の経験はないですが、チームで上達して多く人の前でパフォーマンスする経験は自信にもつながり、その自信は成長してからのスピーチなどでも思ったことを話しやすくなると思います。
具体的なメリット:
- リズム感と柔軟性の向上
- 全身の筋力と心肺機能の強化
- 創造力と自信の養成
- 協力とチームワークの向上
5.柔道
効果: 柔道は、筋力と持久力を鍛えるだけでなく、柔軟性やバランス感覚も向上させます。試合を通じて戦略的思考や自己防衛の技術を学ぶことができます。試合だけでなく練習の時も受け身や組手からの技の仕掛け方などを完成させるのに集中力を求められます。また、精神面でも忍耐力や礼儀、尊敬の心を育むことができるため、総合的な成長が期待されます。
柔道などの武道は試合になると、他のスポーツ以上に相手の動きを見ながら自分も動く競技なので、より体の動かし方を知識や経験で学ぶことが出来ると思います。
具体的なメリット:
- 筋力と持久力の向上
- 柔軟性とバランス感覚の向上
- 戦略的思考と自己防衛の技術の習得
- 忍耐力や礼儀、尊敬の心の育成
6.最後に
室内スポーツは、天候に左右されずに楽しむことができるため、年間を通じて継続しやすいという利点があります。
子どもの頃から柔道でなくても武道や格闘技を始めるのはコーディネーション(協調運動能力)や集中力なども養われるだけでなく、自分よりも強い人を知ることによって礼儀や尊敬の心を育てることもできるので空手や剣道なども良いと思います。
子どもたちが楽しみながら体力をつけ、心身の成長を促すために、さまざまな室内スポーツを試してみることをおすすめします。
皆さんの室内スポーツに関する質問やコメントも大歓迎です。ぜひ一緒に、健康で楽しいライフスタイルを目指しましょう!
コメント