筋トレ・ランナー必見!不足しがちな栄養素と効果的な摂り方

プロテインやゆで卵、野菜などの食品が並ぶ背景に『プロテインだけじゃ足りない 栄養補給のしかた』と書かれたアイキャッチ画像。 その他運動
疲れやすい原因は、栄養不足かも?運動と食事のバランスを見直そう。

「運動しているのに疲れやすい…」その原因、栄養不足かもしれません

運動を習慣にしていると、「毎日ジムに通っているのに疲れが取れにくい」「持久力が続かない…」と感じることはありませんか?
もしかすると、それは栄養不足が原因かもしれません。

運動量が増えると、一般的な食事だけでは補いきれない栄養素が出てきます。今回は、特に不足しやすい6つの栄養素とその効果的な摂り方を紹介します。


運動する人が不足しがちな栄養素と対策

1. タンパク質|筋肉の修復と回復に不可欠

不足しやすい理由
筋トレや持久系運動では、筋肉の損傷と修復が繰り返されます。その過程で多くのタンパク質が消費されます。

足りないとどうなる?

  • 筋肉痛が長引く
  • 疲労回復が遅い

効果的な摂取法
体重1kgあたり1.2〜2gを目安に。
鶏むね肉、卵、大豆製品などを食事に取り入れ、補助的にプロテインを使うのもおすすめです。


2. 鉄分|持久力に直結する栄養素

不足しやすい理由
鉄は汗と一緒に排出されやすく、赤血球の材料としても重要。特に女性は「スポーツ性貧血」になりやすいとされています。

足りないとどうなる?

  • 息切れしやすくなる
  • 集中力やパフォーマンスの低下

効果的な摂取法
赤身肉やレバーなどのヘム鉄を中心に摂り、ブロッコリーやピーマンなどビタミンCを一緒に取ると吸収率が上がります。
コーヒーやお茶は吸収を妨げるため、食事と1時間以上あけるのが理想です。


3. カルシウム&ビタミンD|骨と筋肉の健康維持に

不足しやすい理由
衝撃を伴う運動では骨への負担が大きくなり、カルシウムの需要が高まります。また、屋内中心の生活ではビタミンDが不足しやすくなります。

足りないとどうなる?

  • 骨折しやすくなる
  • 筋肉のけいれん

効果的な摂取法
乳製品、鮭、きのこ類を意識して摂取しましょう。さらに、週2回・15分程度の日光浴もビタミンDの合成には効果的です。


4. マグネシウム|筋肉と神経のサポート役

不足しやすい理由
汗と一緒に失われるほか、ストレスや疲労でも多く消費されます。エネルギー代謝にも関わる重要なミネラルです。

足りないとどうなる?

  • 足がつりやすくなる
  • イライラ感や落ち込み

効果的な摂取法
ナッツ類、海藻、バナナなどを間食や朝食にプラスして。入浴後の軽いマッサージも、血流を促進し吸収を助けます。


5. ビタミンB群|エネルギー代謝の主役

不足しやすい理由
水溶性で体内に貯めておけず、毎日消費されます。糖質や脂質の代謝に不可欠な栄養素です。

足りないとどうなる?

  • 疲れやすい
  • 集中力が続かない

効果的な摂取法
豚肉、玄米、納豆などを食事に取り入れると良いでしょう。食事だけで難しい場合は、ビタミンB群の複合サプリを活用するのも一つの方法です。


6. 水分&電解質|“水だけ”では足りない場合も

見落としがちな落とし穴
水だけを大量に飲むと、逆に体内の電解質が薄まり「自発的脱水」を招くことがあります。

対策法

  • 運動前後に体重をチェックし、減った分×1.5倍の水分を補給
  • 1時間以上運動する場合は、経口補水液やスポーツドリンクを活用しましょう

栄養補給のコツ|3つのポイント

① タイミングを意識する

  • 運動前:エネルギー補給(バナナ・おにぎり等)
  • 運動中:水分・電解質補給
  • 運動後:筋肉修復や栄養リカバリー(タンパク質・炭水化物など)

② バランスを基本にする

単一の栄養素に偏らず、旬の食材を活用して彩りある食事を意識しましょう。

③ 個人差に合わせる

運動量や年齢、性別によって必要量は異なります。自分の体調や目標に合わせて調整していきましょう。


よくある質問(Q&A)

Q1. 運動している人はサプリを取った方がいいですか?

A. 基本は食事からの摂取が理想です。ただし、忙しい生活や食事制限がある方は、不足しやすい栄養素だけサプリで補うのもおすすめです。


Q2. プロテインは運動しない日にも飲んでいい?

A. はい、飲んでも問題ありません。トレーニングをしない日でも、筋肉の回復や維持にタンパク質は必要です。


Q3. ビタミンはどれを摂ればいいの?

A. 食事から摂れない場合は、「ビタミンB群」や「ビタミンD」など、運動時に消耗しやすいものを中心に補いましょう。


まとめ

運動を続けるためには、体の中からのサポート=適切な栄養補給が欠かせません。今回ご紹介した栄養素を意識することで、疲れにくくなり、持久力も向上していくはずです。

まずは日々の食事を見直し、必要に応じてサプリを取り入れるのも良い選択。気になる不調がある場合は、早めに医師や栄養士に相談することも大切です。

運動と栄養のバランスを整え、より元気で健やかな毎日を手に入れましょう!!

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