社会人になって運動不足に|高校卒業後の変化
高校を卒業した後、すぐに社会人として工場で働き始めました。生活がガラッと変わったこともあり、この時期はほとんど運動をしていませんでした。
今思えば、人生で最も運動をしていなかった期間だったかもしれません。
そんなある日、地元の町内運動会で地区対抗リレーに出場したときのこと。カーブを曲がり切れずに転倒してしまったのです。
まるでテレビのバラエティ番組で見るような、「かつて運動自慢だったお父さんが体の動きについていけずに転ぶ」シーンそのままでした。
たった半年運動しなかっただけで、こんなに動けなくなるのか——。そんな絶望感が私の中に芽生え、再びランニングを始めるきっかけになりました。
資格取得と運動の両立|作業療法士を目指す日々
その後、作業療法士の資格を取得するために専門学校へ進学。学生生活の中で勉強に追われる日々が続きましたが、時間があるときには軽くランニングをするようにしていました。
また、両親が趣味でやっていた硬式テニスに誘われることもあり、たまにラケットを握って一緒に汗を流すことも。運動を楽しむ気持ちは少しずつ戻ってきていたように思います。
本格的なマラソン挑戦|サブ3達成までの道のり
作業療法士として病院に就職しましたが、仕事がうまくいかず、やがて退職。実家に戻ってアルバイト生活をするようになりました。時間に余裕ができた30代前半、マラソンに本格的に取り組むことを決意します。
真夏の暑さにも負けず、黙々と走り続けた結果——12月に出場したフルマラソンでなんとサブ3(3時間以内で完走)を達成。想像すらしていなかった記録に、自分自身が一番驚きました。
その勢いのまま、翌年3月の大会でも記録を更新し、自信が深まりました。「もっと速くなりたい」「もっと上を目指したい」と思うようになり、マラソンは私の生活の一部になっていきました。
思わぬ膝の怪我|前十字靭帯断裂とリハビリの始まり
しかし、運動にはリスクもつきものです。30代半ば、地域のソフトバレーボール大会に出場した際のこと。ジャンプしてアタックを打とうとした瞬間、左膝に激しい痛みが走り、そのまま倒れ込みました。
病院での診断は、左膝の前十字靱帯断裂。手術が必要とのことで、そこから長いリハビリ生活が始まりました。
次回予告:リハビリから現在までの運動生活
次回は、前十字靭帯断裂の手術とリハビリを経て、現在の運動習慣へとつながるプロセスをお話しします。
💬 よくある質問(Q&A)
Q1. サブ3達成にはどのくらいの練習が必要ですか?
A. 個人差はありますが、私の場合は週5~6回、10~30kmのランニングを積み重ねました。特にスピード練習とロング走のバランスが重要でした。
Q2. 前十字靱帯断裂のリハビリはどのくらいかかりましたか?
A. 私の場合は手術後の回復まで約4カ月、その後ジョギング再開までにさらに数ヶ月かかりました。焦らず段階を踏むことが重要です。
Q3. 社会人でも運動を再開するコツはありますか?
A. まずは短時間・低負荷の運動から始めること。自分のペースを守りながら、できる範囲で「続けること」が最大のコツです。
🗨️ あなたの経験も教えてください!
「昔は運動していたけれど今はさっぱり…」という方も多いのではないでしょうか?
どんな小さなことでも構いません。あなたの運動歴や再開のきっかけを、ぜひコメント欄で教えてください!
一緒に、楽しく健康的なライフスタイルを築いていきましょう!
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