マラソンへの新しい向き合い方 〜記録重視からファンランへの転換〜

笑顔で走るランナーのグループ。ファンランの魅力を表すイラスト マラソン
記録ではなく、笑顔で走ることを楽しむファンランのイメージ

私は今年で40代に入ったことで、これまでのランニング人生にひとつの区切りをつけたいと思います。

今までは、フルマラソンのサブ3を達成することで自信を持ち、膝の手術を経験しながらもまたサブ3を達成し、さらにはウルトラマラソンを完走するという大きな目標を叶えることができました。
年齢的にも体との向き合い方が変わり始めた今、「挑戦」から「楽しむ」へとシフトする時期だと考えています。

これからは記録を追い求めるのではなく、景色や仲間との時間を味わう「ファンラン」を中心に走っていきたいと思います。

ファンランの魅力

ファンランには、競技としてのランニングとはまた違った豊かさがあります。

  • 季節や風景を楽しめる
     ペースに縛られず走ることで、季節の移ろいや街の表情をじっくりと感じられます。普段の練習では見過ごしていた景色に気づくことも少なくありません。
  • 仲間との時間が深まる
     同じペースで話しながら走ったりイベントに参加したりすることで、ランニングを通じた人とのつながりが自然と広がります。
  • 体への優しさ
     無理のないペースで走ることで体の負担も少なくなり、長くランニングを続けることができます。これからのライフスタイルに合わせ、健やかに走り続けるための選択でもあります。

マラソンレースでの楽しみ方

ファンランとしてレースに参加すると、記録を超えた新しい魅力に出会えます。

  • 仮装ラン
     お気に入りのキャラクターやユニークな衣装で走ると沿道の声援も一段と温かくなり、レース全体が特別な思い出に変わります。
  • エイドを味わう
     各大会のエイドには地域色が強く出ます。ご当地グルメや名物スイーツを味わいながら走れるのは、ファンランならではの楽しみです。
  • 写真を撮る・撮ってもらう
     沿道の応援団や公式カメラマンあるいは仲間同士で写真を撮り合うことで、レース後も何度も思い返せる思い出になります。
  • 応援との交流
     子どもたちのハイタッチや地元の方々の声援に応えることも、ファンランの大きな楽しみです。走るだけでなく「場」を共有している感覚を味わえます。
  • 観光ランとして楽しむ
     都市型マラソンでは、観光名所をめぐりながら走れることも魅力です。ゴール後に立ち寄る温泉や食事も、旅の一部として楽しめます。

もちろん、またタイムを意識したレースにも挑戦するかもしれません。でも今は「走ること自体の喜び」を改めて大切にしていきたいです。
これからは「挑戦」から「楽しみ」へと舵を切り、新しい形のランニングライフを大切にしていきます。

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